陽の光指す暖かく柔らかい家
東京都世田谷区 K様邸
タマックで家づくりを決断されるまでのいきさつを聞かせてください
もう建て替えるしかない、という家づくりとしては後ろ向きなスタートでした。
旧宅は、築50年近い木造の建売り住宅でした。私はそれまで暮らしていた土地から2011年にここに戻り、父と暮らしていました。2016年の秋から暮れにかけ、台風や強風で庇の鉄板が飛んだり、洗面の床が傷んで抜けてしまうなど、このままでは暮らせないと感じる出来事が続いたのです。地震も怖かったですしね。父は「この家は売らない、おまえが暮らせ」と言ってくれていましたが、リフォームするにも古すぎてもう建て替えるしかない、という家づくりとしては後ろ向きなスタートだったと思います。
タマックに足を運ぶきっかけは、図書館で出会った社長の本でした。
内容がとてもおもしろかったこともあり、何味を持ってショールームに行ったところ温かく迎えていただきました。幼なじみに紹介してもらった建設会社にもプランを依頼していましたが、私がちゃんと比較検討できるまで、決して契約を焦ることなく持っていてくれたのが印象的でした。
こだわった家づくりのテーマや見どころは?
スタートが後ろ向きだったこともあり、衛生的で安全で明るい家に暮らせればいいといらぐらいで、最初はイメージが薄きませんでした。バスツアーに参加したり設計の打ち合わせを重ねるうちに、私はお日様が大好きなので「陽射しが入り、風が通って、趣味のこともできて、猫と楽しく暮らせる地震に強い家にしよう」というビジョンが見えてきました。壁は一部が2×6になっています。
大切に使ってきたスペイン家具を置きたかったので、家具と空間が調和するようコーディネートも工夫していただきました。
見どころのひとつは洗面所兼トイレですね。大家族には向かないかもしれませんが、我が家は洗面下収納をあきらめ、洗面カウンターの下に猫のトイレスペースを作りました。そして猫トイレのすぐ後ろに専用の換気扇を設置しました。掃除も楽ですし、ほとんど臭わないので、猫と暮らす方の参考になればと思います。
これから家づくりを考える方に、アドバイスしたいことは?
思ったことをどんどん相談した方がいいと思います。
こんな風に暮らしたい
こんなことをしてみたい
ここがわからない、これはどうですか?
など最初は言ってもいいのかなと遠慮していましたが、たとえ工事中でも伝えてみてほしいですね。
「40年もののポトスがあるので、ポトスの居場所を作りたい」と相談したのも、実は全部決まってからでした。「こんな家具を置こうと思っているけれど…・・」と相談してテレビボードのコンセント位置を変えたり、ボードの中に猫の出入り口を作っていただくこともできました。伝えれば伝えただけ、それ以上に応えてくれるのがタマックです。伝えること相談することで、家づくりがどんどん楽しくなっていきました。
タマックへのメッセージを聞かせてください
タマックはユニークな会社だと思います。そして社長の本に書かれているとおり、社員も業者さんもお客様を交えて楽しく幸せな家づくりができる会社だと思います。工事中ほとんどの業者さんと話しましたが、皆さんに情報が共有されていて、「いい家を建てよう」と同じ方向にむかって仕事をしてくださっているのが印象的でした。だから途中で不安を感じることはひとつもなかったです。家づくりの間には父の介護や生活の変化などつらい時期もありましたが、これからここで楽しく暮らすんだと前向きになれたのは、タマックの皆さんのおかげだと感謝しています。