自然と共に
2024.03.14
みなさまこんにちは
築30年経っても満足が続く家づくり
TAMACの加藤です
富山へ行ったので
足を延ばして
散居村へ行ってきました
移動距離は長かったので
まぁまぁ疲れもしましたが
行って良かったと思います
田んぼには適さない土壌だけど
知恵と地域性で稲作をはじめ
水田の管理をするのに
田んぼの真ん中に家を建てる
なので家が点々と散らばっている
散らばって住んでいる散居村
でも
お隣さんとは遠いけど
とってもご近所さんは仲良しさんで
南西の風が強いから
各家に暴風のために杉や桧を植え
果樹も植えている
杉や桧の幹の部分以外は
火種にしたり薪にしたり
その燃えた灰は畑の肥料とする
杉や桧の幹は孫の代で
増築や改築に使う
そんな風に自然と共存し
SDGsなんて言葉は無いころから
日本人が自然にしてきた暮らしの中に
木と共存し温暖化にならない暮らしをしてきた
お茶でもてなしてくれたが
お茶にすべてのもてなしがあるのだと
教えてもらいました
季節の植物や和菓子
器から
亭主がお客様をいかにもてなすか
という事を考えて設えてくれて
客人はそこを含めて楽しみ
一杯に感謝と共に飲み干す
本当に何もないところでしたが
何もないからこその
「シーン」という
音が聞こえるようなそんな場所でした
四季のある日本だからこその
風情と景色が愉しめるような
素晴らしいところです
改めて日本に生まれて良かったと思い
日本という国の文化を大切に
したいと思いました