川崎で水害に強い家を建てるには?工務店が解説する土地選びと新築時の浸水対策
2026.09.18

こんにちは。
川崎市多摩区の工務店、タマックです。
川崎市で土地探しや注文住宅を検討していると、
「多摩川から少し離れていれば水害は大丈夫?」
「ハザードマップに色がついている土地は買わない方がいい?」
「水害リスクがある場所でも家は建てられる?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
土地探しでは、
駅からの距離
土地の広さ
日当たり
価格
学区
などに目が向きがちです。
しかし長く安心して暮らすためには、
「その土地にどんな災害リスクがあるのか」
を購入前に把握しておくことも大切です。
今回は、川崎で注文住宅を建てる際に知っておきたい水害リスクと、新築時に考えられる対策についてご紹介します。
川崎で確認しておきたい「洪水」と「内水氾濫」
水害というと、
「川があふれる」
というイメージが強いと思います。
しかし、水害には大きく分けて、
洪水による浸水
と
内水氾濫による浸水
があります。
洪水とは?
大雨などによって河川の水位が上昇し、堤防を越えたり、決壊したりすることで周辺に水が流れ込む災害です。
川崎市では、多摩川や鶴見川などについて洪水ハザードマップが公開されています。
内水氾濫とは?
一方で内水氾濫は、
短時間に大量の雨が降り、
道路側溝や下水道などの排水能力を超えることで、市街地に水がたまる現象です。
そのため、
「川から離れているから水害は関係ない」
とは限りません。
川崎市でも洪水ハザードマップとは別に、内水ハザードマップが公開されています。
土地を買う前に確認したいこと
① 洪水ハザードマップ
まず確認したいのが洪水ハザードマップです。
確認したい土地が、
・浸水想定区域に入っているか
・どの程度の浸水深が想定されているか
・浸水がどのくらい継続する可能性があるか
などを確認します。
② 内水ハザードマップ
洪水ハザードマップに色がついていなくても、それだけで安心とは限りません。
内水氾濫についても別に確認します。
特に、
道路より土地が低い
周囲より低い場所になっている
雨水が集まりやすそう
といった土地は、現地でも確認しておきたいポイントです。
③ 過去の浸水実績
ハザードマップは将来の災害リスクを想定したものですが、
過去に実際に浸水した場所
を確認することも参考になります。
川崎市では「浸水実績図」も公開されています。
④ 土地と道路の高さ
これは現地に行かないと分かりにくい部分です。
例えば、
道路より敷地が低い
場合、大雨時に道路から敷地へ水が流れ込む可能性を検討する必要があります。
反対に、
土地が道路より高い
から必ず安心というわけでもありません。
周囲の土地との高低差や排水方向なども含めて確認します。
新築時に考えられる水害対策
土地に一定の水害リスクがあるからといって、必ず家が建てられないわけではありません。
大切なのは、
リスクを理解したうえで設計すること
です。
① 建物の床をできるだけ高くする
敷地条件によっては、
基礎や床の高さを検討することで、浸水リスクを抑えられる可能性があります。
ただし高さを上げれば、
玄関へのアプローチ
階段
外構
隣地との高低差
などにも影響します。
建物だけではなく、敷地全体で考えることが重要です。
② 給湯器や室外機などの位置を考える
水害時には建物だけでなく、
エアコン室外機
給湯器
蓄電池
その他屋外設備
なども影響を受ける可能性があります。
想定される水害リスクによっては、設備の設置位置や高さを設計段階で検討します。
③ 電気設備も考える
浸水が想定される場合、
コンセント
分電盤
設備機器
など、電気に関わる設備配置も重要になります。
ただし設備ごとに条件が異なるため、具体的な計画については設計者や施工会社と確認しながら進める必要があります。
④ 1階に何を配置するか考える
浸水リスクによっては、
1階に居室を集中させるのではなく、
2階リビング
などの間取りを検討することも一つの方法です。
もちろん土地条件やご家族の暮らし方によって答えは変わります。
注文住宅だからこそ、
土地の特徴と暮らし方をセットで考える
ことが大切です。
ハザードマップに色がついていたら土地を買わない方がいい?
ここは非常に重要です。
ハザードマップに色がついているから、
「絶対に買ってはいけない」
というわけではありません。
反対に、
色がついていないから、
「絶対に安全」
とも言えません。
土地価格
立地
通勤
学校
建築計画
想定される災害
避難方法
などを総合的に判断する必要があります。
重要なのは、
リスクを知らずに土地を買うことを避けること
です。
タマックでは土地を買う前に建築地を確認します
タマックでは土地から家づくりを検討されている場合、
候補地が見つかった段階で、
現地確認
役所調査
道路条件
高低差
法的条件
などを確認していきます。
土地情報だけでは分からないことは少なくありません。
実際に現地へ行くことで、
道路との高さ
隣地との高低差
周囲の建物
水の流れ
擁壁
道路幅員
など、さまざまなことが見えてきます。
まとめ|水害リスクは「避ける」だけでなく「知って備える」
川崎で土地探しをする場合、
洪水
内水氾濫
土砂災害
地震
液状化
など、土地によって確認すべきリスクは異なります。
災害リスクを完全にゼロにすることは難しいですが、
土地の特徴を把握し、それに合わせて建物を設計すること
はできます。
川崎市で土地探しや注文住宅をご検討されている方は、
土地を購入する前に一度工務店へ相談してみてください。
タマックでは、土地と建物を別々に考えるのではなく、
「この土地でどんな暮らしができるか」
という視点から一緒に家づくりを考えていきます。