黒船屋さん
2024.11.16
みなさまこんにちは
一緒につくるコトで生涯続く仲間となる
高性能住宅の輪
09-KATOです
先日木材にイラストを転写したくて
今は全くお目にかかる事のなくなった
カーボン用紙が必要になりました
社内を探しても
そりゃないですよね…
で
買いに行かないとなという事になり
そうだ黒船屋さんに行こう!
というわけで
てくてくと歩き始めました
あっ
きっと現金のみの精算だろうなと思い
ポケットの中を探ると
600円入っていたので
まっ足りるでしょ!
途中小菅さんに現金貸しましょうか?
って声をかけられたけど
大丈夫だと思いまーすと言って
てくてくと再び歩いていきました
黒船屋さんに着いて
先ずは
開いてて良かった!
奥に座っていたお母さんに
「こんにちは~」
って声かけて
お母さんからも気持ちの良い
「こんにちは~」
が返ってきました
「カーボン用紙なんて置いてますか?」
きっと売っているだろうという
謎の自信はあったのですが
これ
昭和の買い物だな~なんて
心地よくというか
時間無いのに
のんきな時間の使い方してんな~と
ちょっと反省…
「ちょっと待ってね滅多に出ないから~」
と言って
お店の中央上段の棚を探して
カーボン用紙「黒」を持ってきてくれました
値札が張ってあり
老眼なので離せば見えるお年頃
バッチリ見えました
785円
「お母さん 現金ですよね?」
「はい! 現金のみなんです」
「バラ売りは出来ないですよね?」
「バラでは出せないのよ~」
「何枚必要なの?」
「1枚あれば足ります」
「色は黒じゃないとダメなの?」
「絵を転写するだけなので何色でもいいですよ」
「じゃあ赤だったらバラでいいですよ」
「ほんとですか~有難うございます!
じゃあ1枚でお願いします」
「ううん 1枚なら差し上げますよ」
「そんな~ じゃあ100円おいて行きます」
「それじゃぁ返って高くついちゃうからこれも」
そう言って
手に持っていた数枚のカーボン用紙を
封筒に入れて手渡してくれました
御主人をガンで亡くされ
奥さんがお店を切り盛りしてくれていますが
この世の中でも
変わらずご愛顧されている意味が伝わってきました
人の心って通じるものだなぁ
世の中捨てたもんじゃないですね
これからもずっとこの人から買いたい
そう思わせてくれた黒船屋のお母さん
この人たちと一緒に家を建てたい
この人たちと繋がっていきたい
この人たちと一緒に働きたい
そう思って頂ける
生き方
在り方
タマックはこの考え方を大切にしていきます