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Aさんの家づくり「50枚以上の設計図から得た答えがこの家だった」

 
実際の施主様の話やケースを、取材した内容をもとにご紹介しようと思います。それぞれ、さまざまな道のりを経て、注文住宅というゴールにたどり着いた方々です。もちろん、その道のりは皆違います。読者の皆様が、この方々のケースにずばり合うという可能性は少ないと思いますが、参考になる部分もあるかと思います。

内容はもちろん省略している部分があります。しかし、基本的には取材をさせていただいたお話を、忠実にご紹介していると考えてください。

Aさんは30代後半で、自営業の方。家族構成はお子さん2人との4人家族。上のお子さんが小学校に入学し、下のお子さんが幼稚園の年少組だったときに注文住宅に踏み出しました。

30代前半のときに、漠然とですが、「いつまでも賃貸じゃなあ」と考えたそうです。最初は、一戸建てはハードルが高く感じたため、中古のマンションを購入して、気に入らなければリフォームをすればいいと考えたそうです。

そこでまず中古マンションを探したそうですが、満足のいくものがありません。そこでAさんは並行して建売り住宅も見始めたのですが、やはり同じでした。

「当たり前と言えば当たり前のことなのですが、『ここはいいけど、ここがなあ~』というところが多すぎました。私は気に入っても妻が満足しないとか、今度は妻がいいと思っても私が割り切れないとか……。そういう物件ばかりで、これは無理だなと思って、いったんは『まあ、急ぐことはないか、とりあえず賃貸でいいや』となったのです」

それからしばらくして、ある朝起きてみると、奥さんがダイニングテーブルの上に土地の広告チラシを広げていたそうです。

「20か所くらいの売地の情報が掲載されていたのですが、そのうちの一か所が目につきました。すると、妻もそこに目をつけて、私に見せようとチラシをそのまま広げていたということがわかりました」

2人で早速その土地を見に行きました。少し予算オーバーではあるけれど、意見が一致したので申し込んだのですが、残念ながらいったんは先着順で後れを取ったという話でした。しかしその後、その買い手がキャンセルをしたのか、売り手側が買う気をそそる戦略だったのかはわかりませんが、買えることになったそうです。Aさん夫婦は当然、飛びつきます。

「買ってしまおう。それで家を建てよう!」

これも一つの縁であることは間違いありません。さて、土地は決まった。ではどこに依頼して、どんな家を建てるのか。それが次の段階です。

そのときに、Aさんご夫妻は私たちのことを思い出してくれたのです。実は数年前に、ウインドウショッピング感覚で私どものショールームにお寄りいただき、私の話を聞いてくれていたのです。

「ただ、当時は注文住宅は高嶺の花という感覚だったので、正直、話半分に聞いていました。もし、運良くお金が入ったら、そんなことも考えようかという感じだったのですが、土地を買うことになったので、久々に連絡を取りました。ただ、まだ決めたわけではなかったので、いくつか、いわゆる大手のハウスメーカーにも連絡をしました」

ところが、「確かに予算には制限があるわけで、偉そうなことは言えないかもしれませんが、大手ハウスメーカーの場合は、注文住宅と言いつつ、私たちの意見を聞くと言うよりは、『ここはこうがいいですよ』『こうしましょう』と押し切られてしまうんですね。最初から自分たちが売りたいものをベースにしているのだと思います。ただ、その頃にはこうした買い物はこれが最初で最後だと思い始めていたので、そこで引けなかった。精一杯、我がままを言えなければ、高い買い物をする意味がないと思っていました。その点で、お願いする会社が絞られていきました」

Aさんは、土地の購入契約をしてから数か月の間に、数社から合計50枚を超える設計図を提案してもらったそうです。

「実は部分的には、タマックの提案よりも気に入った提案もあったのです。ただ、その会社の営業担当者とは肌が合わないというか、信頼ができなかった。実際に建築が始まれば、担当が変わると聞いていたのですが、『だからいいか』ではなくて、これは引き継ぎもきっとうまく行かずに、『言った』『言わない』という話がたくさん出て来るに違いないと思えたのです。

そこで、その設計図の気に入った部分を不躾ながらタマックの担当者に見せて、これと同じように変更できるかと尋ねたら、『もちろんできます』という答えだったので、お願いすることにしました」

大手ハウスメーカーとフルオーダーの注文住宅を請け負う会社との典型的な違いが、ここにも表れていると思います。こだわりと柔軟性です。

「設計図50枚と言いましたが、そのうちの30枚はタマックですね。設計申し込みをするまでで20枚ほど。その後、さらに10枚。大手ハウスメーカーの場合は、特に契約までにそれほどのやり取りはできませんでした」

確かに、ここまで設計図のやり取りを数多く行う会社は少ないかもしれませんし、他社の設計内容やアイデアを快く受け入れる会社も少ないように思います。しかし、設計の内容というものは、同じ設計士であっても幾通りにも考えられるものです。ましてや設計士が替われば、なおさらです。要は、お客様としてはいいとこ取りをすればいいのだと思います。

加えて言えば、初期提案の精度ももちろん大切ですが、それ以上に設計の詳細を詰めていく段階で、どこまで柔軟に納得いくまで対応してくれるかのほうが、より重要なのではないかと思います。

「金額で言えば、当初、マンションや建売り住宅を探していたときに比べるとだいぶ予算オーバーはしていますが、費用対効果で考えると、十分ありなのではないかと思います。ここにお金を掛けて、そこには掛けないということが自分で調整できるので、結果的には一番満足できるお金の使い方ができたはずです。抑えた部分も、納得しているわけですから」

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