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【情報収集・相談】情報収集の手段 それぞれの注意すべきポイント

 
家づくりを考え始めたとき、まず必要なことは、「情報収集」です。
やみくもに行動を起こさず、慎重に情報収集を進めることはとてもいいと思いますが、陥りやすい落とし穴もあります。主な情報収集方法についてのメリットや注意点にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。

 

住宅展示場・モデルハウス

豪華なモデルハウスが並ぶ住宅展示場は、ハウスメーカーや住宅会社ごとの雰囲気や特徴を肌で感じ、最新の設備を確かめるには適した場所と言えます。

しかし、そこにあるのは贅を尽くした非日常空間。最新の設備や機能、優れた工法ばかりを紹介されれば、自分がどんな家に暮らし、どんな生活を送りたいかという本来の目的は霞み、目の前の機能やデザイン、スペック比較に興味を持っていかれてしまいます。さらに、先述したように、モデルハウスと実際の建物は決して同じではないということを忘れないようにしなければいけません。

 

住宅情報誌・住宅関連書籍

情報誌や書籍の多くは、住宅会社ごとに実際施工した施主宅の写真を掲載しているケースが多いので、それぞれの特徴や、間取りの工夫、体験談などを身近に感じ、自分がどのような「家」を建てたいのかに気づくきっかけを与えてくれるでしょう。

雑誌の場合、注意が必要なのは、編集部が第三者の立場から、ある一定の基準(工法、坪単価、附帯設備、金額、デザイン性)をもとに取材、撮影を行って紹介している記事がある一方で、企業とのタイアップ記事もあるということです。お金をもらってその企業の広告記事を書くというものですから、商品や技術については当然、いい評価を与えています。

また書籍のうち、特定の工法や材料に特化した内容のものについては、当然、その工法や材料を宣伝しているものなので、いわば偏った内容になっているわけです。そのため、一冊だけで決めてしまうのは早計です。どんな場合にも比較検討は重要です。

 

マッチングカウンター

住宅展示場などに不動産・住宅会社情報などを扱う会社が設置している無料の相談カウンターのことです。成約した場合には、住宅会社サイドから紹介料を取るという仕組みです。

お客様の望みや考えを親身に聞いて、それに見合った住宅会社を選択して紹介してもらえるのであれば、決して悪くないシステムかもしれません。しかし、多くの場合は、窓口の担当者は家づくりに関する知識も乏しく、各住宅会社の特性も把握しているわけではありません。

 

新聞折込みチラシ

折込みチラシのキャッチコピーには、思わず心をくすぐられる言葉が並んでいます。

目をこらしてください。チラシの隅に読めないほどの小さな文字で〝このキャンペーンを適用するのは、当社基準を満たした場合のみに限らせていただきます〟等と書かれている場合があります。肝心の“当社基準”についての言及はないこともあります。

チラシは、住宅展示場へ足を運んでもらうためのきっかけづくりというケースも少なくなく、その場合は、必ずしもリアルな情報が掲載されているとは限らないのです。チラシの内容すべてを鵜呑みにすることなく、想定と異なる可能性も考慮して臨んでください。

 

企業サイト・ブログ・Facebookなど

現在、情報収集のメインとなっているのは、ネット上の情報です。

アポイントを取らない限りは、住所や電話番号、家族構成を先方に知られることはありませんし、オフィシャルな企業サイトだけでなく、ニュースサイトやFacebookページや各種ブログ、その他ソーシャルメディアは情報の宝庫です。企業の取り組みや日常をさまざまな角度からリサーチすることが出来ますし、商品の情報や評判を知ることもできます。

もっとも大手ハウスメーカーの企業サイトなどは、念入りなマーケティング戦略をもとに作成された映像や記事などで構成されています。完成度の高いサイトは企業のイメージアップにとって欠かせません。そうしたコンテンツは施主にとって必要な情報ですが、当然の話、そこにはネガティブ情報はないということは心得ておいてください。

そのため、各種の口コミサイトや評論サイトなど、第三者の情報も検索し、勉強する必要があります。最近では、さまざまなコミュニティの情報や専門家のアドバイス、第三者的な比較検討ブログなど、多様な情報サイトを見つけることが出来ます。

ただし、いわゆる口コミサイトの内容はさまざま。純粋な感想や印象に交じって、明らかに悪意を持って書き込んだネガティブな投稿も多く見かけます。そうしたネガティブ投稿を鵜呑みにするのもまた、早計です。ただ、実際に何らかの問題が起こった企業のネガティブ情報は、突然その数がふくれ上がります。そうでなくても、あまりにネガティブな投稿が多い企業はそれなりの問題を抱えているケースも多いので注意が必要です。

 

口コミ

最も信頼できるのが、企業の意図が介在しない「口コミ」です。

ネットの世界であれ、リアルの世界であれ、施主の間でいい評判が立ち、いい口コミが生まれる住宅会社であれば、信頼を寄せてもいいといえるでしょう。“仕込み”ではなく、そうした評判が生まれるように日々の活動に磨きをかけている住宅会社であれば、実際にモデルハウスや工事現場などに足を運び、さらに踏み込んだ情報収集をしてみてもいいでしょう。

 

情報収集と一口に言っても、さまざまな手段があります。
念入りに情報収集することは重要ですが、それぞれの手段の落とし穴には十分留意しましょう。

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